F.I.N.E. レジデンシープログラム
期間:2010年9月17日〜30日  場所:ピッツバーグこども美術館

アメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグ市にある、ピッツバーグこども美術館(Childrenユs Museum of Pittsburgh)のF.I.N.E. レジデンシープログラムに参加する機会を得ました。このプログラムは、多分野の作家を招聘し、美術館内でワークショップを開催しながら作品を制作、制作した作品は館内に展示するというものでした。私は日本から和紙や墨を持参し、和紙の透過性や墨のにじみなどを活かした造形活動を行いたい、同時に現地のこども達と一緒に何が創りたいと思いました。結果、こども達の絵で、”和-harmony”というインスタレーション作品を制作しました。和紙に描いた絵がスポットライトで膨らんで見えます。この作品を見上げ、歩きながら、絵の中に色々な色や形を見つけて楽しく平和な気分になってほしいと願いました。

  • ピッツバーグこども美術館
  • ピッツバーグこども美術館
  • 完成したこども達の絵
  • 小学校でのワークショップ風景
  • 日本文化を紹介
  • 小学校5年生クラス
  • 長い障子紙にも絵を描きました
  • 幼稚園でのワークショップ風景
  • 100枚近くの絵が完成
  • 天井から吊るす準備中
  • 設営風景
  • 雲が浮いているように配置
  • ”和-harmony”
  • 展示風景
  • 展示風景
  • 墨で書きました
広島市立安西幼稚園 園内研修会
期間:2011年1月20日  場所:広島市立安西幼稚園

2010年と2011年の2年間、広島市立安西幼稚園と広島市立緑井幼稚園で、保育士の先生方への研修会の講師、また、保護者の皆様への講演をさせて頂きました。現場の先生方の、絵画・造形教育への熱意を直に感じ、とても勇気づけられました。様々な方法での作画や造形を試み、私にとっても楽しい学びの時間となりました。

  • ローラーで線を描きます
  • 色を変えて重ねます
  • パーマネントシアンを加えます
  • どんどん重ねます
  • 「色探しカード」を作ります
  • 様々な色を探します
  • 写った形を体で表現
  • 2人で挑戦です
  • 3人で挑戦しました
  • 息を会わせて握手
うつくしまふくしま応援旗
制作:「キッズキャンパス2011」参加者有志 安西幼稚園園児53名
制作日:2011年8月28日、2011年9月6日
制作場所:広島市立大学芸術学部、広島市安西幼稚園
旗のサイズ・材質など:
サイズ:90cm × 520cm
材質:薄い綿布に、アクリル絵具、カラージェッソ、クレヨン、パステルなど
東日本大震災や原発事故からの復興を力強く押し進めるいわき市の皆様やこどもさん達へのエールとして、広島市立大学で開催する公開講座「キッズキャンパス」に参加したこども達と広島市立安西幼稚園の園児の皆さんで制作する応援旗を贈らせて頂きたいと考えました。こども達の絵によるカラフルな色の旗を見て、少しでも心が軽くなることを願い制作しました。制作した応援旗は、いわき芸術文化交流館、いわきアリオスのご協力を得て、同館カスケードに展示、市民の皆様に公開して下さいました。
  • ローラーと絵具の準備
  • 思い思いの色で旗
  • 参加するこども達
  • 手型もあります
  • 旗の背景が完成
  • 安西幼稚園園児の皆さん
  • 虹や星
  • 好きな動物
  • パワーを贈ります
  • いわきアリオスでの展示
キッズキャンパス

「キッズキャンパス」は、幼児・児童を対象として広島市立大学芸術学部の公開講座で、広島日野自動車株式会社の助成を受け、生涯学習への取り組みとして平成17年よりスタートしました。毎年開催するこの講座では、芸術学部の教員と学生達がプログラム作成から指導、運営にあたり、制作した作品は、市内や学内で開催する「キッズキャンパス展」で展示・公開します。未来を担う子どもたちの創造性の喚起をはかり、彼らにより良い環境を残すために、市民や企業、そして、美術館や図書館などの教育施設と連携を取りながら、継続と展開を目指しています。

私は平成19年(2007年)から「キッズキャンパス」に参加し、平成20年(2008年)以降、代表を努めています。お問い合わせは以下の連絡先まで。

「キッズキャンパス」事務局(松尾)
〒731-3194
広島市安佐南区大塚東三丁目4番1号
広島市立大学芸術学部油絵共同研究室
TEL/FAX 082 - 830 - 1636
matsuo@art.hiroshima-cu.ac.jp